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有給休暇の義務化! いつから? [社会]

どうやら労働者に有給休暇を取らせることを義務化する法案が提出されそうだ。
これは企業・雇い主(使用者)に課される義務らしいのですが。。。

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http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=12lssbcgo/EXP=1425910746;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjUW00cV85RWhvZUdvb0k4aVNMQ2Q4cmItUkpHM29nXzNrRUcxOV9xQ1VOeWdfc0JUX204bUZSamxRBHADNXB5SjU3V201THlSNXBxSARwb3MDMjAEc2VjA3NodwRzbGsDcnI-/**http://matome.naver.jp/odai/2137965776314641001/2138676555655257703

そもそも有給休暇とは


「次有給休暇(ねんじゆうきゅうきゅうか)のことで賃金が支払われる休暇日のこと」
です。休んでも給料が支払われるお休みのことですね。
年次とある通り、1年ごとに毎年一定の日数が与えられます。

有給休暇は継続年数により付与されるものなので、
正社員・契約社員・パート関係なく全ての労働者に付与される。

一般的には、有給休暇、年休、有休などといわれることが多いようです。


有給休暇の現状


現在の法律では6年半以上働くと年20日が付与されるのですが
有給を取得している人が非常に少ないとのこと。
海外に比べて日本人は、有給を使っている人が少ないんだそう。


これが長時間労働などを引き起こし
うつ病などの健康被害の原因になり、ひいては自殺の原因ではないかという見方もある。


2014年の厚生労働省『就労条件総合調査』によると
労働者の有休取得率は 48.8%と半分以下で、1人平均の取得日数は 9.0日。
また、業種や企業規模による差も大きい。
特にサービス業における有休取得率は低くなっている模様です。


いつから有休取得の義務化?


今通常国会で提出され、2016年4月から開始させようとしているようだ。

厚生労働省は、2016年4月から社員に年5日分の有給休暇(以下、有休と表記)を取得させる義務を企業に課す方針だ。


新しい仕組みでは、年5日分の有休を取らせることを企業の義務とするようだ。
政府は 2020年までにこの有休取得率を 70%まで引き上げる目標を掲げている。


有休取得が今までしにくかった方には朗報かもしれない。
ただ、休みが増えると労働日の労働時間が長くなるという懸念もある。


休みが増えた分、仕事をこなせる日が1日減るわけである。
特に締切や納品日がある差し迫った仕事に従事している人にとっては
ありがたい話ではなさそうである。

企業側も、払う給料は同じなのに労働時間は減るとなると考え物だ。
人員不足の現場では実現し難い義務になり兼ねない。
売上をアップさせて、労働者を増やすなど企業が取り組まなければならないことが山積みである。
企業にとっては、新たな課題が課されることになる。


単に、有給休暇取得率アップといったことが
果たして全ての労働者にとって喜ばしいことなのか。
今後の動きに注目していきたい。
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